津田梅子お札になった留学生のドラマ

広瀬すずさんが演じる津田梅子は、初の女子留学生として、また英語教育の先駆者として津田塾大学創始者として描かれていた。そして今も津田梅子のスピリットは没後100年近くになっても津田塾大学内外で卒業生であろうとなかろうと関係なく生き続けている。ドラマで一番印象的だったのは彼女が留学生にさえならなければ、日本人として普通に生きられたのにと言うシーン。

実際、6歳から17歳までアメリカに留学し帰国時には日本語を忘れていたほどだった。国費留学生として留学した恩に報いるため国へ貢献すると同時に女性の地位向上をもはかった。昔会議等でご一緒させていただいた故川本静子先生や故高桑美子先生はまさに目から鼻に抜ける形容どおりの威厳のある存在だった。開校当時から愛校心のある教授陣と学ぶ熱意のある生徒によって続いてきた大学である。未来を切り開く素晴らしい卒業生を輩出し続けている。

もし梅子先生が現在の日本と世界の状況を見たらなんとおっしゃるだろうか。

梅子先生はイギリスのナイチンゲール氏、アメリカのヘレンケラー氏と同時代を生き、直接会っている。世界で共通するのは普遍的なこと、「平和」しかない。

あるのが当たり前で無くなると生きられないのは「空気・水・太陽」と似ている。

 

前回のレッスンではon/in/under/byの練習をした。まずdeskとtableの違いを生徒に聞いたら、引き出しがある方がdeskと認識していたのと、matchとpictureを説明しようとしたらベストマッチという言葉や昨年point to the pictureに出てきた単語のpictureを覚えていて感動。4月からの約1年間で文字は殆ど読め意味も理解。日本語に訳してから理解しているのか、英語のままで理解しているのか、興味深い。